音声・文字起こしAIツール比較|Notta・Rimo Voice・Otter.ai・WITH TEAM AI文字起こしの選び方

音声・文字起こしAI

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会議の議事録、インタビューの書き起こし、セミナー動画のテキスト化——音声を自動でテキストにしてくれる文字起こしAIは、使ったことがない人ほど「思ったより精度が高い」と驚くジャンルです。この記事では、月額制で本格的に使うツールから、使った分だけ支払う従量課金タイプまで、代表的な文字起こしAIツールを比較します。

なお、LINEが提供していた無料の「CLOVA Note」は2025年7月末に提供を終了し、法人向けサービス「LINE WORKS AiNote」に統合されています。CLOVA Noteを紹介する記事を見かけることがありますが、2026年8月時点ではすでに利用できないため注意してください。

文字起こしAIの活用シーン

音声認識の精度が上がったことで、文字起こしAIの使い道は「議事録作成」だけにとどまらなくなっています。代表的な活用シーンは次のとおりです。

  • 会議・打ち合わせの議事録作成: Web会議ツールと連携させ、話した内容を自動で記録。発言の要点を後から検索できるようにする使い方です
  • インタビュー・取材の書き起こし: 記者・ライター・ブロガーが、録音した音声を記事執筆用のテキストに変換する用途です
  • セミナー・講義動画のテキスト化: 動画の内容をブログ記事やレポートにまとめ直す際の下敷きとして使えます
  • 通話内容の記録: コールセンター業務や営業の電話内容を、資料として残す用途にも使われています

いずれの用途でも、AIによる文字起こしはあくまで「下書き」と捉え、固有名詞や数字など重要な部分は人の目で確認するのが安全です。

早見比較表

Notta Rimo Voice Otter.ai WITH TEAM AI文字起こし
開発元 Notta株式会社 Rimo LLC.(国産) Otter.ai(米) 法人向けサービス
料金体系 月額制(無料プランあり) 月額制(無料プランなし・無料お試しのみ) 月額制(無料プランあり) 従量課金(1分33円)
無料での利用 月120分まで無料 クレジットカード登録なしで試用可 月300分まで無料 支払い前に1分だけ無料確認
最安有料プラン プレミアム 月払い1,980円(年払いなら月換算1,185円) 文字起こしプラン 月1,650円(2,100分) Pro 月払い$16.99(約2,700円)(年払いなら$8.33・約1,320円) 固定費なし(使った分だけ)
得意なこと Web会議連携・多言語対応 日本語精度・国内導入実績 海外の会議ツールとの連携 登録不要・単発利用のしやすさ

※料金は2026年8月時点の情報です。プラン内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。ドル建てプランの円換算は1ドル=159円で計算した目安で、実際の請求額は契約時のレート・カード会社の手数料により変動します。

Notta — Web会議と連携させて日常的に使うなら

Nottaはリアルタイムでの会話・録音ファイル・Zoom/Teams/Google Meetなどのオンライン会議まで、幅広い音声をまとめて文字起こしできるツールです。58言語に対応し、認識精度は98%以上とされています。無料プランでも月120分(1回3分まで)の文字起こしが可能で、話者識別にも対応しています。

有料プランはプレミアム(月払い1,980円、年払いなら月換算1,185円・月1,800分・1回5時間まで)とビジネス(月払い4,180円、年払いなら月換算2,508円・文字起こし無制限)の2段階です。年払いにすると月払いに比べて4割ほど安くなります。上位プランでは文字起こしデータのダウンロードや単語登録、Web会議の録画なども使えるようになります。日常的に会議やインタビューが多く、Web会議ツールと自動連携させたい人に向いています。

※料金は2026年8月時点の情報です。

こんな人におすすめ

  • Zoom・Teams・Google Meetでの会議を自動で文字起こししたい人
  • 多言語対応(58言語)が必要な人
  • まずは無料プランで精度を試してみたい人

Nottaを詳しく見る →

Rimo Voice — 日本語の精度を重視するなら

Rimo Voiceは、内閣府・JR・講談社・Panasonic・TBSなど官公庁や大手企業への導入実績がある国産の文字起こしAIです。日本語の会議・インタビュー・セミナーの書き起こしに特化して開発されており、日本語特有の言い回しや専門用語の認識精度に強みがあります。

料金プランは、文字起こしのみに絞った「文字起こしプラン」(月1,650円・月2,100分まで)、AI要約や会議アシスタント機能も使える「プロプラン」(月払い4,950円、年払いなら月換算3,300円・文字起こし無制限)、チーム向けの「チームプラン」(月払い6,600円、年払いなら月換算4,950円)の3段階です。完全無料のプランはありませんが、クレジットカード登録なしで各プランを試せる無料トライアルが用意されています。

※料金は2026年8月時点の情報です。

こんな人におすすめ

  • 日本語の会議・インタビューの書き起こし精度を最優先したい人
  • 官公庁や大手企業でも導入実績のあるツールを選びたい人
  • 文字起こしに加えてAI要約や議事録作成まで任せたい人

Rimo Voice公式サイトを見る →

Otter.ai — 海外の会議ツールと連携させたいなら

Otter.aiは海外で定番の文字起こしAIで、Zoom・Microsoft Teams・Google Meetとの連携や、複数の会議をまたいだAIチャット機能が特徴です。無料のBasicプランでも月300分の文字起こしが可能で、話者識別やライブ文字起こしにも対応しています。

有料プランはPro(月払い$16.99、年払いなら$8.33/月・月1,200分)とBusiness(月払い$30、年払いなら$19.99/月・文字起こし無制限)の2段階です。日本語にも対応していますが、インターフェースや開発元は米国のサービスのため、海外の取引先との英語ミーティングが多い人や、Salesforce・HubSpotなど海外製ツールとの連携を重視する人に向いています。

※料金は2026年8月時点の情報です。

こんな人におすすめ

  • 海外の取引先とのミーティングが多く、英語の文字起こし精度も重視したい人
  • Salesforce・HubSpot・Zapierなど海外製ツールと連携させたい人
  • 複数の会議をまたいでAIチャットに質問したい人

Otter.ai公式サイトを見る →

WITH TEAM AI文字起こし — 月額固定費をかけずに単発で使うなら

WITH TEAM AI文字起こしは、月額の固定費が一切かからない従量課金制の文字起こしサービスです。料金は音源1分あたり33円(税込)のみで、初期費用や月額利用料は発生しません。会員登録も不要で、音源データをアップロードするだけで24時間365日いつでも利用できます。支払い前には1分間の無料確認も可能です。

「今月だけインタビューの書き起こしが数件ある」「単発のセミナー動画をテキスト化したい」といった、月額契約するほどではないスポット利用に向いています。アップロードしたデータは1ヶ月で自動削除される仕様のため、セキュリティ面でも一定の配慮がされています。

※料金は2026年8月時点の情報です。

こんな人におすすめ

  • 月額契約はせず、必要なときだけ単発で使いたい人
  • 会員登録の手間をかけずにすぐ使い始めたい人
  • インタビューや講義など、まとまった量の音源を一括で文字起こししたい人

WITH TEAM AI文字起こしを詳しく見る →

月額制と従量課金、どちらを選ぶべき?

  • 月に何度も文字起こしを使う → 月額制(Notta・Rimo Voice・Otter.ai)

利用頻度が高いほど、月額固定のプランの方が1分あたりの実質コストは下がります。無料プランの範囲で足りるかどうかも、まずは試してみる価値があります。

  • 年に数回、単発でしか使わない → 従量課金(WITH TEAM AI文字起こし)

月額契約すると使わない月が無駄になってしまう場合は、使った分だけ支払う従量課金の方がトータルで安く済むことがあります。

選ぶ前に確認したいこと

  • 無料プランや無料お試しで精度を確認したか: 同じ「文字起こしAI」でも、話し方の癖や専門用語への強さはツールによって差があります。契約前に一度、実際の音源で試すのがおすすめです
  • どの会議ツールと連携させたいか: Zoom・Teams・Google Meetへの対応状況はツールによって細かく異なります。普段使っている会議ツールとの連携可否を確認してから選ぶと失敗しにくいです
  • 月あたりの利用時間はどれくらいか: 無料プランの上限(Notta 120分、Otter.ai 300分など)を超えそうか、あらかじめ大まかに見積もっておくと、有料プラン選びで迷いにくくなります
  • データの保存期間・セキュリティ: 議事録や取材音源など機密性の高い内容を扱う場合は、データの保存期間や削除ポリシーも確認しておくと安心です
  • チームで使うか、個人で使うか: メンバー招待や共有フォルダなど、チーム利用を前提とした機能の有無もツールによって差があります。組織で導入する場合は、個人プランではなくチーム向けプランの内容も合わせて確認しておくとよいです

よくある質問

Q. 文字起こしの精度はどれくらい? A. 各社とも90%台後半の高い認識精度を謳っていますが、話者の滑舌・専門用語・複数人が同時に話す場面などでは精度が下がることがあります。重要な用途では、AIの文字起こし結果を人の目で確認・修正する前提で使うのがおすすめです。

Q. 無料プランだけで使い続けられる? A. 利用頻度が低ければ、Notta(月120分)やOtter.ai(月300分)の無料プランの範囲でも十分使えます。会議やインタビューが多い人は、早い段階で有料プランへの切り替えを検討することになります。

Q. CLOVA Noteの代わりになるツールは? A. CLOVA Noteは2025年7月末に終了し、法人向けの「LINE WORKS AiNote」に統合されました。個人利用でCLOVA Noteのような手軽さを求める場合は、この記事で紹介したNottaやOtter.aiの無料プランが代替候補になります。

Q. 話者が複数いる会議でも正確に分けて文字起こしできる? A. Notta・Rimo Voice・Otter.aiはいずれも話者識別(誰がいつ話したかを分ける機能)に対応しています。ただし、複数人が同時に話す場面や、似た声質の話者が多い場合は、識別が誤ることもあります。重要な議事録では、文字起こし後に発言者を目視で確認するとより安心です。

Q. スマホの録音アプリの文字起こし機能と何が違う? A. スマホ標準の文字起こし機能は手軽ですが、話者識別や複数言語対応、Web会議との自動連携までは対応していないことが多いです。継続的に議事録を作る、複数人の発言を区別したいといったニーズがあれば、専用ツールの方が結果的に手間を減らせます。

まとめ

  • Notta: Web会議と連携させて日常的に使いたいなら
  • Rimo Voice: 日本語の精度・国内導入実績を重視したいなら
  • Otter.ai: 海外の会議ツール・取引先との連携を重視したいなら
  • WITH TEAM AI文字起こし: 月額契約せず単発で使いたいなら

まずは各ツールの無料プランや無料お試しで、実際の文字起こし精度を確認してみてください。

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